与野党の動き

立憲民主党代表選、立候補者アンケート: 泉健太氏の回答

政策ニュース.jpでは、今月23日に投開票が行われる立憲民主党代表選の立候補者4名(野田佳彦氏、枝野幸男氏、泉健太氏、吉田はるみ氏)にアンケートを依頼しました。

泉健太代表からご回答をいただいたので掲載します。
※原則として回答はそのまま掲載しています

Q1 今回の立憲民主党代表選に立候補するにあたり、あなたが描く日本の未来に向けたビジョンをお答えください。

日本を伸ばす
 次の選挙で我々は政権交代を目指し、私はその戦闘に立ちます。国民の皆様と一緒におかしな政治を退場させ、立憲民主党が政権を担うことを決意しています。その意味において、私は今回、政策を掲げさせていただいております。「日本を伸ばす」を基本のスローガンとして、これは全国の皆様に訴えていきたいと考えています。
 このスローガンは私自身当党で経済政策を作る際にも使ってきたもので、「人から始まる経済再生」を目指しています。
 そして、この経済再生の中で「人を伸ばす」「産業を伸ばす」「消費を伸ばす」という3本柱を掲げました。私たち立憲民主党は、堂々と産業政策や経済政策を訴え、日本を伸ばしていこうと思います。産業を伸ばすことで、国民の懐が豊かになり、消費が伸びることが必要です。そのためには、こうした産業の成長が不可欠だと考えています。
 その意味で、6つのキーワードを掲げています。
 1つ目は、国産化です。エネルギーをいつまでも海外からの輸入に頼っていては、国富が流出することは本当に勿体ない。再生可能エネルギーを中心にエネルギー自給率を高めていきたいと考えています。次に農業、食料の自給率向上を目指します。自民党政権がこの20年間、数値目標を達成できていない状況は問題です。
 2つ目の格差是正も重要です。超富裕層が増加する中で、税制の見直しが求められています。岸田政権の金融所得課税も不十分であるため、一般国民が負担を抱えないようにするためには、超富裕層に対する課税を強化する必要があります。
 3つ目の堅守防衛については、立憲民主党としての専守防衛を貫きながらも、特に厳しい安全保障環境にはしっかり対応していく必要があります。古い装備品から新しい装備品への更新や、現代の戦闘に対応できる国防のあり方を真剣に考える野党が、政権を担う資格があると考えています。
 また、教育の無償化についても、ミッション型内閣を提案しており、野党共通の政策としても取り入れたいと考えています。
 生活の向上や賃上げを進め、介護や保育の処遇改善にも取り組みます。
 最後に、安心社会についてですが、私は北海道の田舎で育ち、社会インフラによって安全に生活できた経験から、社会インフラの重要性を痛感しています。防災対策や治安対策をしっかり守り、安心して子供たちが暮らせる社会を実現したいと思っています。こうした政策を中心に「日本を伸ばす」というビジョンを訴えてまいります。

Q2 あなたが特に重視される政策を、優先順位の高いものから3つ挙げてください。

1位 人へ(教育の無償化、非正規の正規化)
2位 未来へ(環境、医療、農業、観光、デジタル市場の拡大)
3位 まっとうな政治へ(裏金議員一掃、文通費改革)

Q3 自由民主党が掲げた以下の政策について、どのように評価していますか。「賛成する」「内容の見直しが必要」「反対する」の中からお選びください。

自民党の政策 枝野氏の評価
新しい資本主義 反対する
半導体産業への投資政策 内容の見直しが必要
グリーントランスフォーメーション政策における20兆円規模の国債発行と賦課金検討 内容の見直しが必要
防衛費を2027年度までに43兆円増額 反対する
能動的サイバー防御体制の整備 賛成する
経済安全保障政策 内容の見直しが必要
少子化対策予算を年3.6兆円追加 内容の見直しが必要
憲法を改正し自衛隊明記と緊急事態条項を創設 内容の見直しが必要
政治資金規制法改正の附則に書かれた検討事項 内容の見直しが必要
プライマリーバランス黒字化を目指す政策 内容の見直しが必要
AI規制の創設 内容の見直しが必要
その他(自由回答) (記入なし)

Q4 あなたは立憲民主党代表として、立憲民主党の将来をどうしたいとお考えですか。

 立憲民主党代表就任以来、「立憲民主党を再生させる」、「次期総選挙で勝つ」との決意で職務に邁進してまいりました。
 次の総選挙で、われわれは政権交代を目指します。私はその先頭に立ちます。国民の皆さまとおかしな政治を1度退場させて、立憲民主党が政権を担わせていただきたいと、決意を新たにしています。

泉健太氏の公式サイトやSNSアカウント

泉健太立憲民主党代表選特設サイト
Xアカウント(@izmkenta)
応援団Xアカウント(@izumikenta2024)
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他候補の回答

枝野幸男氏(2024年9月18日)

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