第50回衆議院選挙は10月27日に投開票が行われ、自民・公明の与党は合計で64議席を失い、目標としていた衆議院465議席の過半数(233議席)に届きませんでした。自公の過半数割れは2009年の政権交代以来で、自民党の獲得議席数は結党から2番目に少ない数字でした。
一方、立憲民主党は公示前から50議席、国民民主党は21議席それぞれ増やし、野党が躍進する結果となりました。
投票日から30日以内に召集される特別国会に向け、新しい政権の枠組みを巡る与野党間の攻防が激しくなることが予想されます。
第50回衆議院選挙の獲得議席
※メディア各社の衆院選報道や各党の発表などをもとに作成
当選 | 小選挙区 | 比例 | 公示前勢力 | 増減 | |
---|---|---|---|---|---|
自由民主党 | 191 | 132 | 59 | 247 | -56 |
立憲民主党 | 148 | 104 | 44 | 98 | +50 |
日本維新の会 | 38 | 23 | 15 | 44 | -6 |
公明党 | 24 | 4 | 20 | 32 | -8 |
国民民主党 | 28 | 11 | 17 | 7 | +21 |
日本共産党 | 8 | 1 | 7 | 10 | -2 |
れいわ新選組 | 9 | 0 | 9 | 3 | +6 |
参政党 | 3 | 0 | 3 | 1 | +2 |
社民党 | 1 | 1 | 0 | 1 | ±0 |
日本保守党 | 3 | 1 | 2 | 0 | +3 |
無所属 | 12 | 12 | 0 | 22 | -10 |
合計 | 465 | 289 | 176 | 465 | ±0 |
衆院選の結果に関する各党のリリース
・「厳しい審判を謙虚に受け止める」第50回衆院総選挙 191議席を獲得 比較第一党を維持 – 自民党
・「与党の過半数割れが達成できたことは大きな成果」野田代表、選挙の途中経過を受けて記者会見 – 立憲民主党
・衆院選 党声明 – 公明党
・田村委員長が会見 – 共産党
各メディアの衆院選特集ページ
・読売新聞 衆院選2024
・朝日新聞 2024衆院選
・毎日新聞 第50回衆院選
・日本経済新聞 衆議院選挙2024
・産経新聞 衆院選2024
・NHK 衆議院選挙2024
・共同通信 衆院選2024
・時事通信 衆議院選挙2024
総務省の衆院選特設ページ
・第50回衆議院議員総選挙 最高裁判所裁判官国民審査
→ 今回の衆院選の速報資料など。
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・自公で過半数確保なるか – 読売、日経、毎日、産経、朝日、共同、時事の衆院選情勢調査より(2024年10月25日)