5月10日に参議院本会議で可決・成立した、重要経済安保情報保護・活用法、情報流通プラットフォーム対処法、改正雇用保険法、改正自衛隊法について簡単にまとめました。
重要経済安保情報保護・活用法
経済安全保障上、重要な情報へのアクセスを国が信頼できると認定した人に限る「セキュリティー・クリアランス(適性評価)」制度を創設します。
関連記事
・「セキュリティー・クリアランス」法案、衆院を通過(4月9日) – 法律の概要など
情報流通プラットフォーム対処法(情プラ法、改正プロバイダー責任制限法)
SNSなど大規模プラットホーム事業者に、ネット上のひぼう中傷の投稿に対して被害を受けた人への迅速な対応や、削除基準の作成と公表など運用状況の透明化を義務付けます。
関連サイト
・インターネットの誹謗中傷、「投稿の削除」対策で前進~「プロバイダ責任制限法」改正へ~ – 自民党
・国会提出法案 – 特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律の一部を改正する法律案の概要など。総務省
改正雇用保険法
雇用保険の適用範囲をパートやアルバイトなど短時間労働者にも拡大し、失業給付を受け取れることなどが柱になっています。
関連記事
・雇用保険法の改正案、衆院を通過(4月11日) – 改正の趣旨や概要
改正自衛隊法
陸海空の各自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」の創設などが柱となっています。
関連サイト
・国会提出法案 – 防衛省設置法等の一部を改正する法律の概要。防衛省