日本銀行は19日の金融政策決定会合で、マイナス金利政策を解除し政策金利を引き上げることを決めました。日銀が政策金利を引き上げるのは2007年2月以来17年ぶりとなります。
・マイナス金利政策を解除。政策金利を0.0から0.1%程度に誘導
・短期金利と長期金利を抑える長短金利操作(YCC、イールドカーブコントロール)を撤廃
・現在と同程度(月約6兆円)の長期国債の購入を継続
・上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)の新規購入を終了
日本銀行のリリース(PDFファイル)
・金融政策の枠組みの見直しについて
・(参考)金融政策の枠組みの見直し
・本日の決定を受けた市場調節面の対応について
・当面の長期国債等の買入れの運営について
植田総裁の会見
・【記者会見】植田総裁(3月19日分) – 会見のテキスト(PDFファイル)※3/21追加
関連リンク
・金融政策 – 概要、金融政策決定会合、金融政策手段、経済・物価情勢の展望など。日銀
・金融政策は景気や物価にどのように影響を及ぼすのですか? – 教えて!にちぎん
・公定歩合と政策金利はどう違いますか。 – 帝国書院